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生涯学習支援システム(JPALS)

薬剤師に求められるプロフェッショナルスタンダード

日本薬剤師会では、安全、安心な医薬品を供給することにより国民の健康増進に寄与する薬剤師として当然行うべき生涯学習を通じて、4年制卒の薬剤師の資質向上を図る観点から、会員の生涯学習を支援するため、生涯学習委員会を中心に種々検討を重ねてきました。

これまで提供されてきた学習方法の多くは、講義や講演を中心とする受身型の講習会や 研修会が中心で、比較的継続性に乏しいという指摘もありました。そこで、継続するための意欲が持て、より実効性のある生涯学習制度を構築するためには、薬剤師に求められる役割や責務について再確認を行い、それらを踏まえた、薬剤師が目指すべき目標を明確に示すことが不可欠と考え、具体的な指標として「薬剤師に求められるプロフェッショナルスタンダード」(以下PS)を作成した次第です。

PSは、平成16年度より生涯学習委員会において検討が開始され、19・20年度に開催した「全国薬局・病院薬剤師生涯学習担当者会議」(ワークショップ形式)での討議結果を反映させるなどして、このほど20年度版が完成しました。

PSは、特定の領域に精通した薬剤師(いわゆる専門薬剤師)を養成するための指標ではありません。ジェネラリストとしての薬剤師が習得していなくてはならない基本的な領域について、個々が学んでゆくための指標として利用できるよう作成したものであり、薬剤師が生涯に亘って学習すべき基本的な領域を5項目に分類し、さらにそれぞれの薬剤師の経験やこれまで習得してきた知識に加え、ジェネラリストとして期待される知識・技能・態度を指標とする目標を難易度で分類整理しています。 なお、PSは時代の変化に即して適宜改定を加えていく予定です。




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