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Q 最近、体に変調をきたしていませんか?飲んでいる薬が関係しているかも?

A 老化に伴い、吸収、代謝、排泄などの機能が低下するために薬が体内に長く留まり、本来の作用が増強したり、あるいは副作用を引き起こし易くなることがあります。

薬の副作用の症状の多くが高齢者の病気によくみられる症状であったり、また、それによく似た症状であったりすることがあります。
【例えば】
咳が続く、口の中が苦い、口が渇く、だるい、ふらつく、食欲がないなど
高齢者は老化に伴い、吸収、代謝、排泄などの機能が低下するために薬が体内に長く留まり、本来の作用が増強したり、あるいは副作用を引き起こし易くなることがあります。
また、多科受診による複数の薬を服用するケースが多くみられます。治療のために服用していた薬が結果的に日常生活の質を低下させ、悪影響を与える原因になっていまうのです。食事の摂取、排泄(汗、尿、便)、睡眠など異常が現れた時は、すぐにかかりつけの医師や薬剤師に相談しましょう。

[くすりと健康Q&A 引用]
監修:福岡県保健福祉部薬務課 企画:社団法人 福岡県薬剤師会