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Q 晩酌で1日の疲れを吹き飛ばしています。薬を飲んでいますがいいでしょうか。

A 薬によっては、アルコールの影響を受けるものがあります。毎日、お酒を飲む人は、薬剤師に相談してください。

アルコールの影響で普通は薬の効果が強く現れます。睡眠薬、精神安定剤、抗けいれん薬、糖尿病治療薬、鎮痛剤、血栓を作りにくくする薬(ワルファリン)などは副作用が強く出てしまうので危険です。晩酌は控えめにしてください。
また逆に、いつもお酒を飲んでいる人(常飲者)は、かえって薬の効果が弱くなり、病気の治療がうまくいかないこともあります。

 お酒の種類  純アルコール量
 缶ビール 350ml(5%)  14g
 清酒 180ml(15%)  22g
 ウイスキー 60ml(43%)  21g
 ブランデー 60ml(43%)  21g
 焼酎 180ml(35%)  50g
 ワイン 750ml(12%)  72g

純アルコール量(g)=飲んだ量(ml)×アルコール度数(%)÷100×比重(0.8)

※「健康日本21」では、「適正飲酒」を1日一合(純アルコール量は約22g)、「多量飲酒者」を毎日清酒で3合以上(純アルコール量は約66g)としています。

[くすりと健康Q&A 引用]
監修:福岡県保健福祉部薬務課 企画:社団法人 福岡県薬剤師会